IL-6 の紹介
通常、サイトカインは、細胞に発現している受容体 (レセプター) に結合して、
はじめて細胞内に活性化シグナルを伝達できます。
細胞に受容体がない場合はシグナルを伝達できません。
しかしながら、これにも例外があります。

インターロイキン-6 (Interleukin-6 : IL-6) の場合がそれです。
通常、レセプターは細胞内領域を介して、細胞にガッチリと固定された状態で
細胞からキノコが生えているかのごとく、外に出ています。
マクロファージや好中球の細胞表面にあるIL-6レセプター (IL-6R) は、
細胞外領域が切断され、 可溶化型 IL-6R としてフヨフヨと血液中に出現してきます。
ちょうど、キノコのカサの部分だけが切れて、フヨフヨと漂うように。
IL-6は、この可溶化型IL-6Rと特異的に結合して複合体を形成しますが、
IL-6/可溶化型IL-6R複合体は、
多くの細胞表面に発現する gp130 という分子に結合して
シグナルを細胞内に送ることができるのです。
よって、生体内で可溶化型IL-6Rが多く生成される場合、
IL-6Rを持たない細胞においてもgp130 を介してIL-6シグナルが伝達されます。
この伝達機構を、trans-signaling と呼びます。
IL-6 を介するシグナル伝達系は、関節リウマチ、クローン病、SLE など
多くの炎症性疾患で、疾患の悪化に関与していることが知られています。
以上、IL-6 というサイトカイン分子の紹介でした。
IL-6 シグナル伝達系の抑制に基づく新しい治療法について
近日、記述したいと思います。
はじめて細胞内に活性化シグナルを伝達できます。
細胞に受容体がない場合はシグナルを伝達できません。
しかしながら、これにも例外があります。

インターロイキン-6 (Interleukin-6 : IL-6) の場合がそれです。
通常、レセプターは細胞内領域を介して、細胞にガッチリと固定された状態で
細胞からキノコが生えているかのごとく、外に出ています。
マクロファージや好中球の細胞表面にあるIL-6レセプター (IL-6R) は、
細胞外領域が切断され、 可溶化型 IL-6R としてフヨフヨと血液中に出現してきます。
ちょうど、キノコのカサの部分だけが切れて、フヨフヨと漂うように。
IL-6は、この可溶化型IL-6Rと特異的に結合して複合体を形成しますが、
IL-6/可溶化型IL-6R複合体は、
多くの細胞表面に発現する gp130 という分子に結合して
シグナルを細胞内に送ることができるのです。
よって、生体内で可溶化型IL-6Rが多く生成される場合、
IL-6Rを持たない細胞においてもgp130 を介してIL-6シグナルが伝達されます。
この伝達機構を、trans-signaling と呼びます。
IL-6 を介するシグナル伝達系は、関節リウマチ、クローン病、SLE など
多くの炎症性疾患で、疾患の悪化に関与していることが知られています。
以上、IL-6 というサイトカイン分子の紹介でした。
IL-6 シグナル伝達系の抑制に基づく新しい治療法について
近日、記述したいと思います。


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